体を動かす時間を10分増やす
厚生労働省が提唱しているのが「+10(プラス・テン)」です。
2014年の国民健康調査では1日の平均歩数が男女ともに約1000歩も減っているそうです。
(1997年と比べ)
身体活動の低下、運動不足は喫煙、高血圧に次いで、
非感染症の病気による死亡を招く3番目の危険因子です。
身体活動が不足すると心配なのが(生活習慣病)です。
メタボリックシンドローム、メタボです。
内脂肪型肥満があると高血糖や高血圧などを起こしやすく、
放っておけば脳卒中や心筋梗塞、腎不全などを招きます。
また身体活動と(ミトコンドリア)の関係です。
ミトコンドリアは細胞中にある器官で、酸素を使用し糖や脂肪を燃焼させ
活動するためのエネルギーをつくります。
身体活動が不足するとミトコンドリアの活動が低下し、
糖や脂肪を燃焼させるときに酸素をうまく利用できなくなり、
高血糖や高血圧などを招く(活性酸素)という有害な物質がつくられるようになります。
そこで+10です。
1日10分活動を多くする生活をつくってみましょう。
自宅で簡単に実行できるプラン―月30日のお掃除習慣
30か所の清掃箇所を決め、決められた日に清掃を行うという清掃方法です。
例えば南向きに窓が4枚あれば1~4を4か所に分け1日目に1か所の窓を掃除する、
10分間かけ掃除する。簡単です。年末の大掃除もなくなるかも!
参考:日本健康マスター検定 公式テキスト
介護福祉士 伊藤 大宜