児童虐待
厚生労働省の「子ども虐待対応の手引き」では
一時保護について次のようにある。
(一時保護の第一の目的は子どもの生命の安全を確保することである。)
"子どもの安全"とは、生命の安全にとどまらず、
その環境に子供が置かれていることが子供の
生活環境、福祉にとって明らかに見過ごすことができない場合は(一時保護)に踏み切る必要がある。
一時保護の実施については、子どもが嫌がる場合がある。
その場合、安全性に問題がある場合は
(子どもの意向)ではなく(子どもの最もよい利益)にたって、
児童相談所が主体的に判断して決定すべきである。
虐待には、性的虐待やネグレクト(栄養失調、医療放棄など)ほか、様々な問題がある。
家族の中で起きる問題に他者が介入することが疑問視されてもいるが、
人権擁護、一人の人間として対応しなければならない。
「家族との間に情緒的や身体的な距離を置く(独立性)」は大切なことである。
私が小さい頃は、月に1度、家族会議があった。
会議では、家族の中で起きている問題を話し合い解決することであった。
私の提案は、月の小遣いを10円でも上げてもらうことに執念をもっていた。
家族会議おすすめです。

精神保健福祉士 伊藤 大宜