「健康と睡眠」
(私たちの体は、朝起きて目から光が入って16時間経つと眠くなるような仕組みになっています。
言い換えれば、私たちは朝起きてから16時間経たないと眠れません。
ある時刻に眠ろうと思ったら、その16時間前に起きる必要があります。
ですから、早寝早起きではなく早起き早寝です。
早起きすれば、早寝はその後についてきます。)
そう話すのは、
「日本健康倶楽部 電話健康相談センター センター長 穴井 元昭氏」です。
なるほど、人の体の仕組みは面白いです。
良質の睡眠に悩む方は多くいます。
日本人、成人の睡眠障害は約20%だそうです。
(エスエス製薬)の調査では、
睡眠時間6~8時間が約60%、
睡眠についての不満や悩みはどれくらい?のアンケートでは、
非常に不満、不満、少し不満を合わせると53%にもなります。
対処法はさまざまです。
日中の活動を増やしたり、精神療法や薬物治療がありますが、
規則正しく、決まった時間に寝て起きるを習慣にしたいものです。
睡眠不足での生活習慣病にも注意が必要です。
「睡眠時間が短くなると、満腹感を起こすホルモン(レプチン)の分泌が低下して
食欲を増進させるホルモン(グレリン)の分泌が増えたり、
糖をエネルギーに変換するインスリンの働きが悪くなったりするため、
肥満や糖尿病などの生活習慣病を起こしやすくなります。」
(一般社団法人 日本健康生活推進協会)
最近、過食気味だな!少し体重も増えたかな?と思ったら、
良質な睡眠のことも考える必要があります。