レム睡眠とノンレム睡眠について
レム睡眠とノンレム睡眠とは?
睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠という大きく2つの状態に分けられます。
- レム睡眠: Rapid Eye Movementの略で、急速眼球運動を伴う睡眠のことです。脳は活発に活動しており、夢を見ていることが多い状態です。記憶の整理や感情の処理など、脳の機能にとって重要な役割を果たしています。
- ノンレム睡眠: レム睡眠以外の睡眠を指し、深い眠りへと向かう段階があります。脳は休息状態にあり、体の疲労回復に大きく貢献します。
レム睡眠とノンレム睡眠の特徴
睡眠サイクル
睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠が約90分周期で繰り返されるサイクルで
構成されています。
一晩の睡眠中、このサイクルが数回繰り返されます。
一般的に、睡眠の初期にはノンレム睡眠が多く、
後半になるにつれてレム睡眠の割合が増えていきます。
レム睡眠とノンレム睡眠の重要性
- レム睡眠: 記憶の定着、学習能力の向上、ストレスの軽減などに深く関わっています。
- ノンレム睡眠: 体の成長ホルモン分泌、免疫機能の向上、疲労回復など、身体的な健康維持に不可欠です。
レム睡眠とノンレム睡眠に影響を与えるもの
- 睡眠時間: 十分な睡眠時間を確保することが重要です。
- 睡眠環境: 暗く静かで、快適な温度の環境が理想です。
- 生活習慣: 規則正しい生活リズム、カフェインやアルコールの摂取量、運動など、様々な生活習慣が睡眠に影響を与えます。
- ストレス: ストレスは睡眠の質を低下させる可能性があります。
まとめ
レム睡眠とノンレム睡眠は、
それぞれ異なる役割を持ち、睡眠の質を左右する重要な要素です。
これらの睡眠状態について理解することで、
より質の高い睡眠を得るためのヒントが得られるでしょう。
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精神保健福祉士・介護福祉士
伊藤 大宜