1週間に何度運動するかではなく、どれほど運動するかが重要
1週間に何度運動するかではなく、どれほど運動するかが重要
(最新の研究結果が、1週間に何度運動するかではなく、
どれほど運動するかが重要と発表。忙しい現代の方々への朗報だ。)
平日は仕事が忙しく、日常生活に追われているため、
定期的な運動を取り入れることが難しいと感じている人々にとって、
ここでは朗報がある。
新しい研究によると、「週末戦士」型の運動は、
日々の運動と同じくらい健康に良い影響があることが分かった。
毎週推奨される運動量を1日または2日にまとめて行う人々は、
1週間を通じて運動を均等に分けて行う人々とほぼ同じくらい
健康であることが分かった。
研究報告では、両グループは、心臓や消化器の状態、
精神的健康や脳の疾患を含む16のカテゴリにわたる200種類以上の疾患に
かかるリスクが低いことが分かった。
「週末戦士と定期的に運動する方に似た効果があるように見えるため、
重要なのは運動のパターンではなく、
運動の総量である可能性が高いと考えられます」と、
マサチューセッツ総合病院心臓不整脈センターの心臓病専門医で
共同主任研究者のシャーン・クルシッド博士は言った。(中略)
イギリスの健康研究プロジェクト「UKバイオバンク」の
参加者約9万人のデータを分析した。
参加者は腕に装着したデバイスを使って1週間の間に行った総運動量を記録した。
研究者たちは、150分の週次運動をどのように実施したかによって、
参加者を週末戦士型、定期的運動型、非活動型の3つに分類した。
週末戦士型と定期的な運動型のパターンは、
非活動型に比べると264種類の疾患にかかるリスクが
大幅に低いことが示された。
例えば、週末戦士型と定期的な運動型は、
それぞれ高血圧を23%、28%低下させ、
糖尿病のリスクを43%、46%低下させることが分かった。
参考)『IRONMAN』3月号 ワールドニュース
精神保健福祉士・介護福祉士
伊藤 大宜